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神社の色々

拝殿(はいでん)

拝殿

神を祭祀し、お参りするための建物です。通常、本殿(正殿)の前面にあり、本殿より規模の大きな建築が多く、一般の参拝者には拝殿が最も目につきます。本殿が神座そのものであるのに対し、拝殿は人が神に対してお祭りや祈願などさまざまな行いをする場所といえます。

香取神社の彫刻

本殿彫刻

本殿彫刻

大沢香取神社の奥殿の板壁には、大黒天や高砂の翁・龍などさまざまな彫刻がほどこされている。 この壮麗な本殿は、棟札によると慶応2年(1866)の再建、彫刻師は浅草山谷町・長谷川竹次良で、この板壁の北面には、川面で布を洗ったり、製品を竹竿にかけて干したりする紺屋の労働作業を表現した図柄が彫刻されている。 江戸時代、越谷・大沢は、紺屋の盛んな所で、当時の作業状況を知る貴重な民俗資料といえる。なお、越谷にはこうした労働作業を彫刻したものはここにしかみられない。 本殿彫刻詳細はこちら

八坂神社(やさかじんじゃ)

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香取神社の境内に御末社として祭祀されている八坂神社。毎年7月の八坂神社祭礼には天王様の祭りと親しまれ、各町内は提灯を飾り神輿を担ぎ、町は賑い盛大に行われています。
八坂神社詳細はこちら

神楽殿(かぐらでん)

神楽殿

神楽を奉納する建物。舞殿(まいどの)ともいいます。

鳥 居(とりい)

鳥居

神社の神域の入口を示す「門」。神社には1つもしくは複数の鳥居がある。複数ある場合、最も大きい鳥居が神域全体の入口として参道入口に設けられます。これは「一の鳥居」と呼ばれます。また境内には、本殿に近づき清らかさが高まる段階ごとに鳥居が設けらます。

手水舎(てみずしゃ)

手水舎

神域に入る人が、手を洗い口をすすいで浄める施設で、「ちょうずや」ともよばれています。通常社頭の入口付近にあり、屋根と柱のみの建物の中に流水を満た した水盤が置かれ、柄杓(ひしゃく)が備え付けられています。手を洗う水を「てみず」ということから付けられた名称です。

狛犬(こまいぬ)

狛犬

神社社殿前の参道などに置かれた一対の獅子系の像です。高麗犬、胡麻犬とも表記する。材質は石が多いが、銅、鉄、木、陶製のものもある。一対の関係は雄雌が 一般的で、雄が口を開け、雌が閉じるという、いわゆる「阿吽(あうん)」のものです。邪を退け、神前守護の意味をもちます。

燈篭(とうろう)

灯篭

社殿の内部や境内(けいだい)で火を献ずるための常設の籠です。本来は寺院で用いられていたが、神社でも用いられるようになりました。屋外は石造の大きなものが一 般的で、廻廊には金属製の鉤燈籠が並べられることが多いです。素材はこの他に木製、陶製があり、設置場所や用途に応じて使い分けられます。

力石(ちからいし)

越谷香取神社には3体の「力石」があります。力石は色々な神社で見ることができます。江戸時代、越谷市出身の力持ち・三ノ宮卯之助という人がいます。卯之助 (1807~1854)は越谷市三野宮出身で、江戸時代の見世物興行の力持ちで、江戸方の代表として大阪方の代表を破り日本一になりました。力石は持ち上げて力自慢を競うための石で、記念に名前を刻むことがあります。当神社の力石に刻まれている文字は読むことができないため年代は不詳です。 市内の鷺後・香取神社(さぎしろ)や久伊豆神社や三野宮・香取神社に力石が残っているほか、全国各地にみられます。