令和6年の日程
日時:2月11日(日) 11時開始
香取神社の御備社は2月11日に行っております。今年の五穀豊穣と家内繁栄を祈念し、お神楽を奉納し神様に感謝するお祭です。その後、御備社に申し込まれた氏子の皆さんで新年会を兼ねた直会(なおらい)があります。昔は破魔の目的と豊凶の年占いの意味を兼ねた神事で七歳になった男子が射手となり、竹の弓矢で的を射る行事を行なっていたようです。
過去の写真
埼玉のオビシャ
オビシャ行事が行なわれている地域が、香取神社の分布地域と重なる傾向にあるのは、もともと同行事が香取本社で行なわれていた「矢的(やまと)行事」に本源を持ちながら、各地の鎮守香取神社の五穀豊穣祈願行事へと変化しつつ広まっていった結果と思われます。オビシャは弓矢で的を射ることによって、その年の吉凶や農作物の豊凶作を占う祭りに代表されます。流鏑馬(やぶさめ)を「騎射(きしゃ)」と称するのに対して「歩射(ぶしゃ)」と呼ばれる。県内では、多くはビシャとかオビシャとか言われ「備社」と表記される。邪気を祓い五穀豊穣や無病息災等を祈念する予祝的なお祭りとして、正月から3月までの春先に行なう地域と、収穫祭的なお祭りとして10月から11月に行う地域があります。