お盆中は田舎に帰ってゆっくりと過ごせ…

お盆中は田舎に帰ってゆっくりと過ごせましたか。
「お盆」は墓参りなどに関連した仏教行事と思っている方が多いと思いますが、じつは古来より旧暦七月の十五夜の日に一族が集い、収穫物を祖先に捧げる先祖祭りとしてあったのです。仏教行事と祖先祭りが合わさって現在の「お盆」になったといわれています。推古天皇の十四年(六〇六)に、はじめてお盆の行事が行われたと伝えられています。家族や一族が集まり、故人の思い出を語り合うことは大変に意義ある素晴らしい風習であると思います。