鷺後 香取神社(さぎしろ かとりじんじゃ)

鷺後 香取神社

主祭神

経津主大神(ふつぬしのおおかみ)又の名、伊波比主神(いわいぬしのみこと) 大神は、天照大御神の命を受けて出雲の国譲りの大業を成し遂げられ、更に国内を御幸荒ぶる神々を平定、日本建国の基を築き東国開拓を完遂、平和国家の建設と民政の安定と福祉に偉大な功績を残し、国家鎮護と開発の神として崇敬されている。

祭 事

神輿殿(みこしでん)

神輿殿(みこしでん)

御備射祭(おびしゃまつり) 1月13日 新年の豊穣と安泰繁栄を祈願。
御供日祭(おくんちまつり)10月 9日 秋の収穫を神前に供え感謝する。

御利益

家内安全、招運厄除、無病息災

神社由来

鷺後 香取神社 全体

鷺後 香取神社 全体

鷺後香取神社は、下総一の宮香取大神宮を本社とし今より約420年前の「天正元年(1573年)正親町天皇の御代、足利尊氏・義昭将軍の冶世に当地に鎮座せるものなり」と安政3年の神社由来が残されている。又、日光街道筋の大沢総鎮守の香取神社の元社と云われ、寛永年間の宿場町成立により当地より進出した人々によって香取社を勧請したものと云われている。

秋葉神社

稲荷神社(本殿に合祀)秋葉神社(本殿より左)

秋葉神社

秋葉神社

祭 神 : 火之迦具土之神(ほのかぐつちのかみ) 防災・災難除の神
火防(ぶ)せの神として信仰が厚く、 火祭りで有名な秋葉山大権現を本宮とし
毎年4月17日、氏子請中によ り摂社・大宮市指扇、秋葉神社へ代参が行なわれている。

水神宮様

鷺後 香取神社 力石

鷺後 香取神社 力石

逆川沿いに文化3年(1806)銘の水神様が建っております。川を敬う御神体として、農業・生活用水等、貴重な水に感謝し、豊作祈願及び水難防止として建立され現在に至っております。当時の高畑や鷺後には染物を営む職業が多く、紺屋とか更屋と言う屋号が現在も残っておりますように、逆川のあちこちに洗い場があり日常生活にかかせない川であったと思われます。 このようなことを証明するものとして、大沢香取神社本殿の北面には逆川で布を洗ったり、製品を竹竿にかけて干したりする紺屋の作業に従事する人々の図柄が彫刻され、江戸時代の越谷・大沢を知る貴重な民俗資料として越谷市の文化財に指定されております。私たちは、逆川の恵みを得て生活した人々の往時を偲びながら、毎年7月7日に水神様祭りとして、神事を催し祈りをささげております。